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スーパーマーケットにおける鮮魚コーナーの位置づけとは?

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スーパーの鮮魚コーナー水産部門は、企業間・店舗間格差の出やすい部門であると言えます。

従業員の知識や技術はもちろんのこと、水産部門としての方向性や戦略等によって、スーパーマーケットのなかでも明らかにわかりやすい違いが出るのが水産部門なのです。青果や食肉・日配コーナーというのは、正直それほどどの企業や店舗であっても差が出にくいのですが、鮮魚コーナーは違います。

鮮魚コーナーには魅力がいっぱい

まず、鮮魚コーナーには、売り場に大切な「季節感」が現れます。青果コーナーもそうですが、ほとんどが自然の海で獲れる水産物を扱う鮮魚コーナーははっきりと旬があるものが多いからです。地元の魚や四季折々の旬の魚を提案することで、お客様に「季節感」を楽しんでいただけます。日配コーナーでも、季節限定商品などがあることはありますが、「季節感の訴求」という点でいえば「魚や野菜」のほうが上であるということは言うまでも無いでしょう。

そして、扱う商材の多さも鮮魚コーナーの特徴です。食肉コーナーの場合、「豚、牛、鶏」の扱いができれば問題ありませんが、鮮魚コーナーにおいては非常に雑多な魚種を扱うこととなります。「品揃え」の多さもお客様に買い物を楽しんでいただくポイントのひとつと言えるでしょう。

また、昨今は「健康食品ブーム」ですが、「魚」もまた「健康食品」といえます。魚介類は栄養特性に優れるだけでなく、健康を維持していく上で有効な成分が多いことが判明していることはご存知でしょう。お客様の「健康」への意識にアピールすることのできるのも、鮮魚コーナーの魅力の一つです。

このように、鮮魚コーナーには魅力がいっぱいありますが、問題もあります。「魚」には、食肉や果物などとくらべ商品劣化が非常に早いという特徴があるからです。そのため、鮮度管理や売り切る技術が特に重要になってきます。従業員の訓練度、技術知識の高さはそのまま企業間・店舗間格差となって現れます。

鮮魚コーナーは競合店との違いを明確にするための大きな武器

日本人は「魚食民族」とも呼ばれるように、昔から魚を好んで食べてきました。最近は魚の消費量が減ったと言われますが、依然魚食は日本人の「伝統的な食文化」ということには変わりありません。そのため、日本人のお客様の「鮮度」や「品揃え」など、スーパーの鮮魚コーナーに対する要求レベルは高いのです。

ですから、水産部門の評価がそのまま店舗評価となることも少なくありません。つまり、企業・店舗にとって、水産部門とは「競合店との違いを明確にするため」の大きな武器となる重要な部門だと言えるのです。

水産部門を運営していく上で最も大切な従業員の訓練度、技術知識をレベルアップさせることは時間や手間がかかります。しかしそれはまた、他企業が簡単に真似の出来ない強みになるということでもあります。


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